Shopify構築とは?方法別の比較・費用・流れまで完全ガイド

Shopify構築とは?方法別の比較・費用・流れまで完全ガイド

 

「ShopifyでECサイトを作りたいが、何から始めればいいのか分からない」「自分で作るべきか、プロに頼むべきか判断がつかない」——Shopify構築を検討し始めると、方法・費用・期間と決めることが多く、全体像が見えずに足踏みしてしまう方がほとんどです。

 

まず結論から言うと、Shopify構築の方法は「自分で構築する」「フリーランスに依頼する」「制作会社に依頼する」の3つに大きく分かれ、どれが正解かは予算・社内リソース・ストアの要件で決まります。この記事では、Shopify構築を40社以上支援してきた弊社が、3つの方法の比較から費用と期間の目安、失敗しないためのポイントまで、検討に必要な全体像を1記事にまとめました。読み終える頃には、自社に合った構築方法と次にやるべきことが判断できる状態になります。

 

 本記事の内容

Shopify構築の完全ガイド
1.Shopify構築とは?基礎知識
2.構築方法は3つ【比較表】
3.自分で構築する場合の手順とポイント
4.プロに依頼する場合の進め方と選び方
5.構築にかかる費用の全体像
6.失敗しない5つのポイント
7.コマースラボのShopify構築サービス
8.まとめ・よくある質問

 

 

 Shopify構築とは?まず押さえたい基礎知識

ShopifyのECサイト構築を検討するイメージ

Shopifyは、世界シェアNo.1とも評される、世界中の事業者に使われているクラウド型のECプラットフォームです。自社でサーバーを用意する必要がなく、月額制で利用でき、テーマ(デザインテンプレート)とアプリによる拡張で、小規模ショップから大規模ストアまで幅広く対応できるのが特徴です。

 

ここで言う「Shopify構築」とは、単にアカウントを開設することではありません。要件の整理、デザイン、商品登録、決済・配送の設定、テスト、公開まで、「売れる状態のストアを作り上げる一連の作業」を指します。アカウント開設自体は誰でも数分でできますが、実際にお客様をお迎えできるストアに仕上げる工程にこそ、時間と判断が必要になります。

 

Shopifyが選ばれる理由を、9つの強みとして整理しました。

 

 Shopifyが選ばれる9つの理由

初期費用を抑えて始められる: 月額制のため、ゼロからフルスクラッチで開発するより大幅に低コスト
データドリブンなマーケティングができる: 広告・メルマガ・LINEなどと顧客データを連携した施策が可能
アクセス分析機能が優秀: 標準の分析機能だけで月額費用以上の価値があるほど充実
ノーコードで編集できる使いやすい管理画面: 日々の商品登録や更新を、専門知識がない担当者でも回せる
拡張性が高い: 他のECカートと比べても、アプリやカスタマイズで自由に機能を追加できる
自動化機能が標準実装: Shopify Flowで受注処理などの定型業務を自動化できる
キャッシュフローが早い: 売上は1週間〜10日ほどで入金される
セキュリティが強固: 時価総額20兆円規模の企業が運営する基盤で安心して利用できる
UCP(Universal Commerce Protocol)対応: GoogleとShopifyが主導する、AIエージェント経由の購買に向けた新しいオープン標準にいち早く対応

 

一方で、正直にお伝えすると、細かいデザイン調整や独自機能にはLiquidというShopify独自の言語の知識が必要になる場面があり、アプリやマニュアルには英語のものも残っています。「どこまで標準機能で足りるか」を見極めることが、構築方法選びの出発点になります。

 

 

 Shopify構築の方法は3つ【比較表】

Shopify構築3つの方法を比較する図

Shopify構築の方法は、大きく次の3つに分かれます。まずは全体を比較表で見てみましょう。

 

構築方法 費用の目安 こんな方に向いている
自分で構築する Shopify利用料のみ〜10万円程度 商品数が少なく、標準機能で足りる。作業時間を確保できる
フリーランスに依頼 20〜50万円程度 費用を抑えつつ最低限プロの手を借りたい。要件がシンプル
制作会社に依頼 小規模30〜100万円/カスタマイズ込み100〜300万円 デザインや機能にこだわりたい。運用まで長く伴走してほしい

 

自分で構築する方法は、費用面では圧倒的に有利です。Shopifyはもともと専門知識がなくても開設できるよう設計されているため、テーマを選んで商品を登録すれば、最低限のストアは自力で作れます。その代わり、担当者の作業時間という「見えないコスト」がかかります。

 

フリーランスへの依頼は、費用と品質のバランスを取りやすい選択肢です。ただし個人への依頼は、構築後の継続サポートや、万一連絡が取れなくなった場合の体制面がリスクになります。

 

制作会社への依頼は、設計・デザイン・実装をチームで対応するため、複雑な要件や事業としての本格的なストアに向いています。費用は高くなりますが、公開後の運用・保守まで含めて長く付き合える点が大きな違いです。

 

それぞれの費用の詳しい内訳と規模別の相場は、Shopify構築費用の相場は?実例でわかる見積り内訳と適正価格で実例ベースに解説しています。

 

 

 自分でShopifyを構築する場合の手順とポイント

自分でShopifyストアを構築する作業風景

自分で構築する場合の大まかな手順は、次の7ステップです。

 

1.Shopifyアカウントの開設(無料体験から開始可能)
2.ストア基本設定(ストア名・通貨・各種ポリシー)
3.テーマの選定とデザイン調整
4.商品登録(商品情報・画像・価格・在庫)
5.決済・配送・税の設定
6.テスト注文での動作確認
7.独自ドメイン設定と公開

 

自力構築が向いているのは、「商品数が少ない」「テーマの標準デザインで納得できる」「開設までの作業時間を確保できる」という条件が揃っている場合です。まずスモールスタートして、売上が伸びてきた段階でプロにリニューアルを依頼する、という進め方も現実的な選択肢です。

 

一方で、実際につまずきやすいのは次のポイントです。

・テーマの標準機能を超えるデザイン調整(Liquidの知識が必要になる)
・決済・送料・税の設定ミス(公開後のトラブルに直結する)
・英語のみ対応のアプリの選定・設定
・「あれもこれも」と作り込みを広げてしまい、公開が遅れ続ける

 

自分で進める場合の具体的な流れと期間の目安は、Shopify構築の流れと期間|依頼から公開までの全ステップと目安の中でも整理していますので、あわせて参考にしてください。

 

 

 プロに依頼する場合の進め方と依頼先の選び方

Shopify構築を制作会社に相談する打ち合わせ風景

制作会社やフリーランスに依頼する場合、依頼から公開までの流れは概ね「問い合わせ・ヒアリング → 見積もり・契約 → 設計・デザイン → 実装・商品登録 → テスト・検収 → 公開」と進みます。期間は標準的な仕様で2〜3ヶ月程度が目安です。各工程の詳しい内容と、発注側が準備すべきものはShopify構築の流れと期間の解説記事にまとめています。

 

依頼先選びで後悔しないために、弊社が同業の立場から見て大切だと考えるポイントは次の3つです。

 

1. Shopifyの構築実績が十分にあるか

Web制作会社であればどこでもShopifyが得意なわけではありません。Shopifyには独自の設計思想やテーマ・アプリの生態系があり、「Shopifyで」何社構築してきたかを確認することが重要です。実績事例の見せ方や、Shopify特有の質問への回答の具体性で判断できます。

 

2. 公開後の運用まで見据えた提案があるか

ECサイトは公開してからが本番です。構築時の設計が悪いと、日々の商品登録や施策の実行がしづらいストアになってしまいます。見積もり段階で「公開後にどう運用していくか」まで踏み込んだ提案があるかは、良い依頼先を見分ける分かりやすいサインです。

 

3. 見積もりの内訳が明確か

「一式◯◯万円」ではなく、何にいくらかかるのかが工程別に示されているかを確認しましょう。内訳が明確な会社は、要望の追加・削減にも柔軟に対応できます。

 

この3つを含む7つの選定基準・契約前に見抜きたい危険サイン・商談でそのまま使える質問リスト10は、Shopify制作会社の選び方の解説記事に同業目線でまとめています。依頼先の比較検討に入る前にご活用ください。

 

 

 Shopify構築にかかる費用の全体像

Shopify構築費用を電卓で試算するイメージ

費用の全体像だけ、ここで押さえておきましょう。制作会社に依頼する場合の相場は、小規模なストアで30〜100万円、デザインや機能のカスタマイズを含めると100〜300万円が目安です。自分で構築すればShopifyの利用料のみ〜10万円程度、フリーランスへの依頼は20〜50万円程度に収まるケースが多くなります。

 

見落とされがちなのが、構築後にかかる費用です。Shopifyの月額利用料、アプリの利用料、そして日々の運用・保守にかかる人件費や外注費は、構築費とは別に毎月発生します。構築の予算を組む際は、「作る費用」と「回す費用」をセットで考えることが失敗しないコツです。

 

規模別の相場早見表、見積書の項目別の内訳、費用を抑えるコツと削ってはいけない部分については、Shopify構築費用の解説記事で詳しく整理しています。予算取りの段階の方はぜひご覧ください。

 

 

 Shopify構築で失敗しない5つのポイント

Shopify構築のチェックポイントを確認するイメージ

弊社が40社以上の構築を支援する中で、うまくいくプロジェクトに共通していたポイントを5つに絞ってお伝えします。

 

 失敗しない5つのポイント

・目的とゴールを言語化してから始める
・最初から作り込みすぎない
・素材の準備と意思決定を早くする
・公開後の運用を見据えて設計する
・長く付き合える依頼先を選ぶ

 

1つ目は、目的の言語化です。「誰に・何を・どう売るか」が曖昧なまま構築を始めると、デザインも機能も判断基準がなくなり、途中の迷走と手戻りの原因になります。

 

2つ目は、最初から作り込みすぎないこと。ECサイトは公開後にデータを見ながら改善していくものです。初期構築では「売るために最低限必要なもの」に絞り、残りは公開後の改善に回す方が、結果的に早く成果に届きます。

 

3つ目は、素材と意思決定のスピードです。構築期間を左右する最大の要因は、実は制作側の作業速度ではなく、商品画像や原稿といった素材の準備と、発注側の確認・決定の速さです。

 

4つ目は、運用を見据えた設計。公開後に誰がどう更新していくのかを構築段階で決めておくと、「作ったのに回せないストア」を防げます。公開後の運用業務の全体像はShopify運用 完全ガイドで解説しています。

 

5つ目は、依頼先選びです。ECは構築して終わりではなく、改善しながら育てるものです。構築だけでなく、その後の保守・改善まで相談できる相手を選ぶことが、長期的には一番の近道になります。

 

 

 コマースラボのShopify構築サービス

コマースラボのShopify構築サービスのイメージ

弊社は、Shopify構築40社以上・運用保守20サイト以上の実績を持つShopify専門の支援会社です。構築から公開後の運用・保守、広告運用まで一気通貫でサポートできることが強みで、「作って終わり」ではなく、売上を伸ばすところまで伴走します。

 

構築サービスの一押しは、要件整理からデザイン・実装・公開まで丸ごと任せられる「まるっとプロにおまかせプラン」550,000円(税込)です。EC担当者が初めての方でも、必要な準備を弊社がリードしながら進めるので、安心してお任せいただけます。

 

また、公開後は月額49,500円の運用保守プラン(月5時間の改修対応・契約期間の縛りなし)でそのまま伴走が可能です。運用保守サービスの詳細はShopify運用保守の解説記事をご覧ください。

 

サービス内容・プランの詳細はShopify構築サービスのページからご確認いただけます。

 

 

 まとめ|Shopify構築は「方法選び」で決まる

Shopify構築の検討をまとめるイメージ

Shopify構築の方法は「自分で」「フリーランス」「制作会社」の3つ。どれを選ぶかは、予算だけでなく、ストアの要件と、公開後に誰がどう運用するかまで含めて判断するのが失敗しないコツです。まず本記事で全体像をつかみ、費用は費用記事、進め方は流れ記事へと読み進めていただければ、発注・着手の判断材料はひと通り揃います。

 

よくある質問

 

Q. Shopify構築にはどれくらいの期間がかかりますか?
A. 制作会社に依頼する場合、標準的な仕様で2〜3ヶ月程度が目安です。工程別の内訳と早く進めるコツは流れと期間の解説記事で詳しく解説しています。

 

Q. 費用の相場はいくらですか?
A. 制作会社への依頼で小規模30〜100万円、カスタマイズを含めて100〜300万円が目安です。詳しくは構築費用の解説記事をご覧ください。

 

Q. 知識ゼロでも自分で構築できますか?
A. 可能です。標準機能とテーマの範囲であれば、専門知識がなくても開設できます。ただしデザインの細かい調整や独自機能が必要な場合は、プロへの依頼を検討する方が結果的に早く確実です。

 

Q. 依頼した場合、発注側は何をすればいいですか?
A. 商品情報・画像などの素材準備と、各工程での確認・意思決定が主な役割です。この準備の速さが公開時期を大きく左右します。

 

この記事を書いた人

株式会社コマースラボ 代表取締役 濱野恵太郎

濱野 恵太郎(はまの けいたろう)
株式会社コマースラボ 代表取締役

・Shopifyパートナー
・BASE認定パートナー
・WACA認定ウェブ解析士

・ECサイト構築40サイト以上
・ECサイト運用保守20サイト以上

構築から運用・保守まで一気通貫で対応しています。

 

 Shopify構築はコマースラボにご相談ください

「自社の場合はどの方法がいいのか」「この要件だと費用と期間はどれくらいか」——具体的に検討を進めたい方は、お気軽にご相談ください。Shopify構築40社以上の経験をもとに、弊社が貴社の状況に合わせた進め方をご提案します。相談だけでも歓迎です。

 

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