Shopifyコンサルとは?費用相場と運用代行との違いを解説

Shopifyコンサルとは?費用相場と運用代行との違いを解説

 

Shopifyストアの売上が伸び悩んでいて、そろそろ外部の専門家に相談したい。そう考えて調べ始めると、「コンサル」「運用代行」「運用保守」と似た言葉が並んでいて、結局どれが自社に必要なのか分からなくなっていませんか?費用もサービスによって月数万円から数十万円まで幅があり、比較のしようがないと感じている方も多いはずです。

 

まず結論から言うと、Shopifyコンサルは「考える部分」を支援する専門家です。そして外注選びで迷ったときは、「考える支援(コンサル)」と「手を動かす支援(運用代行)」のどちらが自社に足りないかで選ぶと、選択肢は一気に整理できます。この記事では、ECサイトの構築40社以上・運用保守20サイト以上を支援してきた弊社が、Shopifyコンサルに頼めること・費用相場・運用代行との違い、そしてコンサルが要らないケースの見分け方まで、実務の現場目線で解説します。

 

 本記事の内容

Shopifyコンサルの費用相場と運用代行との違い
1.まず結論: コンサルは「考える部分」の支援
2.コンサルと運用代行の違い
3.頼めること・頼めないこと
4.費用相場(契約形態別の目安)
5.向くケース・要らないケース
6.失敗しない選び方
7.コマースラボの場合
8.まとめ・よくある質問

 

 

 まず結論: Shopifyコンサルは「考える部分」を支援する専門家

Shopifyコンサルの役割「考える部分の支援」の解説

 

Shopifyコンサル(コンサルティング)とは、あなたのストアの現状をデータで分析し、売上を伸ばすための戦略や改善の方向性を助言する専門サービスです。担い手はShopifyコンサルタントと呼ばれる専門家や、コンサルティングを提供する支援会社です。

 

ポイントは「助言する」という部分にあります。分析にもとづいて「何を・どの順番でやるべきか」を示すのがコンサルの仕事で、示された施策を実行する——ページを直す、商品を登録する、広告を運用する——のは、原則として依頼側、またはそれを請け負う別のサービスです。一般的なShopifyコンサルの支援領域は、おおむね次のとおりです。

 

 Shopifyコンサルの主な支援領域

・現状分析: アクセス数・購入率などのデータから課題を特定する
・戦略設計: 売上目標から逆算して施策の全体像を描く
・集客・広告の方針: SEO・広告・SNSのどこに投資するかの判断
・サイト改善の方向づけ: 購入率(CVR)を下げている箇所の特定と改善案
・体制づくり・伴走: 定例ミーティングで数字を見ながら軌道修正する

 

ここで、この記事全体の背骨になる考え方を先にお伝えします。ストア運営の外注は、大きく「考える支援(コンサル)」と「手を動かす支援(運用代行など)」に分かれます。自社に足りないのが「戦略を考える人」なのか「実行する手」なのかで、選ぶべきサービスも、かかる費用もまったく変わります。「コンサルを頼んだのに手を動かしてもらえなかった」というミスマッチの多くは、この軸を知らないまま契約することで起きています。

この章のまとめ:コンサル=考える部分の支援。まずは次章で、「手を動かす支援」である運用代行との違いから整理します。

 

 

 Shopifyコンサルと運用代行の違い|「助言」か「実務」か

Shopifyコンサルと運用代行の違いの比較

 

「コンサル」と「運用代行」は検索するとよく並んで出てくる言葉ですが、役割はまったく違います。まず全体を表で比較します。

 

項目 Shopifyコンサル 運用代行
役割 戦略・改善の方向性を助言する(考える支援) 日々の運営実務・施策を代わりに実行する(手を動かす支援)
主な成果物 分析レポート・改善提案・施策の優先順位 商品登録・ページ更新・施策実行などの作業そのもの
費用の考え方 支援範囲(助言のみ〜実行支援込み)で変わる 任せる業務量で変わる
向いている状況 実行役はいるが、方向づけできる人がいない 方向性はあるが、実行する手が足りない

 

運用代行とは、構築が終わったShopifyストアの日々の運営業務や売上改善の施策を、専門の会社に委託できるサービスです。業務範囲やメリット・デメリット、会社の選び方はShopify運用代行の解説記事で詳しく扱っているので、本記事では再展開しません。

 

そのうえで、20サイト以上の運用現場を見てきた実感を正直に言うと、この2つは「どちらか一方だけ」では機能しない場面が多いです。助言だけでは、日々の業務に追われて施策が実行されないまま止まります。逆に実務だけでは、目の前の作業は回っても「そもそも何を優先すべきか」の方向を誤ることがあります。だから実際には、コンサルと実行役を組み合わせる、あるいは分析・提案と実行の両方をカバーできる支援を選ぶケースが多くなります。

 

もうひとつ、「運用保守」という言葉との位置関係も整理しておきます。運用保守は、アップデート対応や不具合対応などでサイトを安定稼働させる維持管理が中心のサービスで、コンサルとも代行とも守備範囲が異なります。詳しくはShopifyの運用保守の解説記事にまとめています。

この章のまとめ:足りないのが「考える人」ならコンサル、「手」なら運用代行。ただし現場では両方を組み合わせるケースが多い、と知っておいてください。

 

 

 Shopifyコンサルに頼めること・頼めないこと

Shopifyコンサルに頼めることと頼めないことの整理

 

次に、Shopifyコンサルに実際に何を頼めるのかを具体的にします。会社によって幅はありますが、一般的に頼めるのは次のような内容です。

 

 Shopifyコンサルに頼めること

・アクセス・購入率・客単価などのデータ分析と課題の特定
・限られた予算と時間で、どの改善から手を付けるかの優先順位づけ
・集客・広告の方針立案
・商品ページやカートまわりなど、サイト改善の方向性の提示
・要望する機能を実装する方法・ページの作り方・Shopifyの機能のレクチャーといった実務的なアドバイス
・月次の定例ミーティングでの伴走・軌道修正

 

コンサルの助言は戦略レベルにかぎらず、こうした「やり方が分からない」という実務レベルの疑問にも、具体的な方法を教える形で対応してもらえます。ただし、教わった方法で実際に手を動かすのは依頼側——ここが運用代行との違いです。

 

一方で、頼めないこと・不得意なことをあらかじめ知っておくことの方が、実は重要です。ページの改修、商品登録、カスタマーサポートといった実務の実行は、コンサル契約では原則として範囲外か、別料金になることが一般的です。つまり、コンサルは「丸投げ先」ではありません。助言を受けて実際に手を動かす実行役——社内の担当者か、別の外注先——が確保できて、はじめて助言が売上につながります。

 

「コンサル契約をしたのに、何も作業をしてもらえない」という不満はよく見かけるパターンですが、その多くはコンサル側の手抜きではなく、「助言のサービス」に「実行」を期待してしまった契約時のずれが原因です。契約前に「どこまでが支援範囲か」「実行はどちらが担うのか」を確認するだけで、このミスマッチの大半は防げます。

この章のまとめ:コンサルは「丸投げ先」ではなく「考える相棒」。助言を実行する当てが自社にあるかを、契約前に確認してください。

 

 

 Shopifyコンサルの費用相場|契約形態別の目安

Shopifyコンサルの費用相場と契約形態別の料金目安

 

次に費用です。ECコンサル・Shopifyコンサルの費用は、契約形態と支援範囲で大きく変わります。公表されている相場を整理すると、次のとおりです。

 

契約形態 料金の目安 内容の目安
月額固定(相談中心) 月5万円程度 メール・チャットなどでの相談・アドバイスが中心
月額固定(分析・提案込み) 月10万〜20万円 データ分析・改善提案+定例ミーティング
月額固定(実行支援込み) 月30万〜50万円 施策の実行支援まで含む
スポット相談 1時間1万〜3万円程度 単発の相談・課題の切り分け

 

(出典: Web幹事「ECコンサルティングの料金相場」・mylogi「shopifyコンサルとは」・いずれも2026年時点の公表値)

 

Shopifyに特化したコンサルの場合も月額10万〜50万円が目安と紹介されており(出典: mylogi・LINK株式会社の公表値)、EC全般の相場とほぼ重なると考えて大丈夫です。このほかに、売上に応じた料率を支払う成果報酬型もありますが、料率は会社により大きく異なるため、目安は個別の見積もりで確認してください。

 

費用が変わる要因は主に3つ、支援範囲(助言のみか、実行まで含むか)・月商規模・契約期間です。特に支援範囲の影響が大きく、同じ「月額コンサル」でも助言中心なら月5万円程度から、実行支援込みなら月数十万円までひらきます。比較のために運用代行の費用にも触れると、月額でライト型3万〜10万円/ミドル型10万〜30万円/フルコミット型50万円以上が目安です。詳しくはShopify運用代行の費用相場の解説記事をご覧ください。

 

そして、「月額10万円以上の顧問契約は予算的に現実的でない」というあなたに知っておいてほしいのが、いきなり月額契約から始めないという選択肢です。1時間1万〜3万円程度のスポット相談で課題を切り分けてから、必要な支援だけを選んで契約する。この順番なら、無駄な固定費をかけずに専門家の視点を取り入れられます。

この章のまとめ:相場より先に「何を頼むか(助言だけか、実行込みか)」を決めると、費用はぶれません。予算が小さい場合はスポット相談から始めるのが現実的です。

 

 

 Shopifyコンサルが向くケース・要らないケース

Shopifyコンサルが向くケースと要らないケースの仕分け

 

費用を見て「この金額を払う価値があるのか」と迷っているあなたへ、コンサルが向くケースと、コンサルより先にやることがあるケースを正直に仕分けします。まず、コンサルが向いているのは次のような状況です。

 

・売上が頭打ちで、その原因が分からない
・データを見ても、打ち手の優先順位が決められない
・社内に実行役はいるが、方向づけができる人がいない

 

共通するのは、「実行する手はあるのに、考える部分が欠けている」ことです。逆に、次のケースではコンサルは最適解ではありません。

 

 コンサルより先に検討したいケース

・実行の手が足りないのが課題 → コンサルより運用代行・保守サービス
・更新も分析も、体制ごと迷っている → まず内製か外注かの判断整理から
・構築前・リニューアル検討中 → 運営の相談より、依頼先となる会社選びから
・課題がまだ言語化できていない → 高額な月額契約の前にスポット相談で切り分け

 

体制ごと迷っている場合は内製と外注の判断基準の解説記事が、構築・リニューアルを検討している場合はShopify制作会社の選び方の解説記事が参考になります。また、「外注の前にまず自分で手を打ってみたい」あなたには、Shopifyの売上を上げる改善施策の解説記事で施策の優先順位を紹介しています。

 

コンサルを検討する段階で大事なのは、「戦略が無い」のか「手が無い」のかを見極めることです。ここが曖昧なまま契約すると、前章で触れたミスマッチにつながります。自社だけで判断がつかないなら、その切り分け自体をスポット相談で専門家に手伝ってもらうのも有効です。

この章のまとめ:「戦略が無い」のか「手が無い」のか。前者だけがコンサルの出番です。迷ったら、月額契約の前にスポット相談で切り分けてください。

 

 

 失敗しないShopifyコンサルの選び方

失敗しないShopifyコンサルの選び方5つの基準

 

コンサルを頼むと決めたら、次は選び方です。本記事では「おすすめの会社リスト」は作りません。どの会社が合うかはあなたのストアの規模や課題次第で、名前で選ぶと失敗しやすいからです。代わりに、どの会社にも当てはめられる5つの基準を紹介します。

 

 Shopifyコンサル選びの5つの基準

・①Shopifyの実装まで分かるか: 助言がShopifyで実現可能なレベルまで具体的か
・②支援範囲が明文化されているか: どこまでが契約内で、どこから別料金か
・③実績の中身: 自社と近い規模・商材の支援経験があるか
・④提案が「次のアクション」まで落ちているか: レポートの提出だけで終わらないか
・⑤契約期間の縛り: 短期で見直せるか、やめやすいか

 

特に①は見落とされがちですが重要です。EC全般の一般論は語れても、Shopifyのテーマやアプリの制約を知らないと、助言が「実装できない机上の案」になってしまいます。②は前章までに述べたミスマッチ防止の要です。「何を・どこまで・いくらで」やってもらえるのかが、契約前に書面で確認できる相手を選んでください。

 

あわせて、注意したいサインもあります。成果を保証する表現をうたう・初回から長期契約を迫る・施策の根拠となるデータを示さない。このいずれかに当てはまる場合は、契約を急がず慎重に検討することをおすすめします。ECの売上は商材や市場環境にも左右されるため、誠実な専門家ほど安易な保証はしないものです。

この章のまとめ:会社名ではなく基準で選ぶ。「何を・どこまで・いくらで」が契約前に書面で確認できる相手なら安心です。

 

 

 コマースラボの場合|スポット相談から実行まで

コマースラボのスポット相談と継続支援プラン

 

ここで、弊社の支援体制も紹介させてください。弊社はShopify専門で、ECサイトの構築40社以上・運用保守20サイト以上を支援してきました。特徴は、「考える支援」と「手を動かす支援」の両方を、一気通貫で提供していることです。

 

入口はshopifyなんでも相談(60分のZoom相談・22,000円(税込))です。「コンサル契約が必要かどうか分からない」という段階で大丈夫です。60分で課題を切り分け、そもそも継続的な支援が必要か、必要ならどんな支援かを一緒に整理します。戦略の相談だけでなく、機能の実装方法やページの作り方、Shopifyの機能のレクチャーといった実務的なアドバイスにも対応しています。継続的な支援が必要な場合は、次の2つのプランを用意しています。

 

 コマースラボの継続支援プラン

マーケティングプラン: 月額49,500円(税込)。月次の分析・改善案の立案(考える支援)・契約期間の縛りなし
・運用保守プラン: 月額49,500円(税込)。月5時間の改修枠で施策を実行(手を動かす支援)・契約期間の縛りなし
・両方を合わせる場合は、2プラン合計で月額99,000円(税込)

 

この記事で整理してきた「考える支援」と「手を動かす支援」を、あなたのストアに必要な方だけ、あるいは両方、と選べる形です。運用保守サービスの詳細はサービスページをご覧ください。他社で構築したストアのご相談も歓迎です。

この章のまとめ:大きな顧問契約の前に、60分のなんでも相談で課題の切り分けから始められます。

 

 

 まとめ・よくある質問|「考える支援」か「手を動かす支援」かで選ぶ

Shopifyコンサルの費用相場と運用代行との違いのまとめとよくある質問

 

 この記事の要点

・Shopifyコンサル=「考える部分」(戦略・助言)の支援。実行は原則、依頼側が担う
・運用代行=「手を動かす部分」(実務)の支援。自社に足りない方で選ぶ
・費用は契約形態と支援範囲で決まる。月額固定は月5万〜50万円・スポットは1時間1万〜3万円程度が公表相場の目安
・実行の手が足りないだけなら、コンサルより代行・保守が先
・迷ったら、月額契約の前にスポット相談で課題を切り分ける

 

Q1. コンサルと運用代行、どちらに頼むべきですか?

A. 自社に足りないのが「戦略を考える人」ならコンサル、「実行する手」なら運用代行です。実際の現場では両方を組み合わせるケースも多いので、まずどちらが欠けているかを整理するところから始めてください。

 

Q2. Shopifyコンサルの費用はいくらからですか?

A. 公表相場では、スポット相談が1時間1万〜3万円程度、月額固定は相談中心で月5万円程度から、実行支援込みで月30万〜50万円が目安です(出典: Web幹事・mylogi・2026年時点)。支援範囲をどこまで求めるかで大きく変わります。

 

Q3. 小さいストアでもコンサルは意味がありますか?

A. 意味がある場合もありますが、月額の顧問契約は規模に対して過剰になることがあります。その場合は、スポット相談で課題を切り分けて、必要な部分だけを外注する段階的な進め方が現実的です。

 

コンサルか、代行か、保守か。サービスの名前で選ぼうとすると迷いますが、「考える支援か、手を動かす支援か」の軸で見れば、あなたのストアに必要なものは絞り込めます。手を動かす支援側の詳細はShopify運用代行の解説記事もあわせてどうぞ。

 

この記事を書いた人

株式会社コマースラボ 代表取締役 濱野恵太郎

濱野 恵太郎(はまの けいたろう)
株式会社コマースラボ 代表取締役

・Shopifyパートナー
・BASE認定パートナー
・WACA認定ウェブ解析士

・ECサイト構築40サイト以上
・ECサイト運用保守20サイト以上

構築から運用・保守まで一気通貫で対応しています。

 

 Shopifyのコンサル・運用のご相談はコマースラボへ

「コンサル・代行・保守のどれが合うのか分からない」という段階のご相談も歓迎です。60分のshopifyなんでも相談(22,000円(税込))で課題の切り分けからお手伝いし、継続的な支援が必要な場合だけプランをご提案します。無理な売り込みはしません。他社で構築したストアのご相談も歓迎です。

 

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