「今の小売ストアで、取引先向けの卸販売も始めたい」「電話やFAX、メールで受けている卸の注文をネットに移したい」。そう考えたとき、Shopifyで卸売(B2B)ができるのか、今のプランで足りるのか、Plusやアプリが必要なのかが分かりにくい、と感じていませんか。
まず結論から言うと、Shopifyの卸売サイトは通常プラン(Basic・Grow・Advanced)でも作れます。2026年4月2日から、B2B機能の基本部分がBasic・Grow・Advancedでも追加料金なしで使えるようになりました。一部にPlus限定の機能は残りますが、アプリや運用と組み合わせれば、ほとんどのことは実現できます。この記事では、Shopifyストアの構築40サイト以上・運用保守20サイト以上を支援してきた弊社が、卸で「やりたいこと」ごとに標準・アプリや運用・Plus限定を判定表で整理し、作り方と日本の卸取引への合わせ方、スキンケア商品を扱うストアの実例まで解説します。読み終える頃には、あなたのストアに何が必要かの見当がつくはずです。
本記事の内容
Shopify卸売(B2B)サイトの作り方
1.まず結論: 通常プランでも作れる【やりたいこと別の判定表】
2.2026年4月から何が変わった?通常プランで使えるB2B機能
3.Plus限定の機能と、Plusが必要になる目安
4.同じストアか専用ストアか、設定の流れ
5.日本の卸取引に合わせる(掛け払い・請求書・会員承認・価格非表示)
6.標準で足りない所はアプリで補う
7.現場実例: スキンケア商品のストアに卸販売を足した2つの方法
8.コマースラボのB2B・卸売サイト構築
9.まとめ・よくある質問
まず結論: Shopifyの卸売(B2B)は通常プランでも作れる【やりたいこと別の判定表】

卸売(B2B)とは、小売店・飲食店・代理店などの事業者に商品を販売する取引のことです。知りたいのは「自分のやりたいことが今のプランでできるか」だと思うので、プラン別の機能一覧ではなく、やりたいことを起点に整理しました。
この記事の結論
・2026年4月から、Basic・Grow・AdvancedでもShopify標準のB2B機能が使える
・通常プランの分かれ目は、売上規模ではなく「価格表が3つに収まるか」と「入金の管理方法」
・Plus限定は、カタログ無制限・取引先への直接割り当て・デポジットなど、取引条件に関わる主な5項目
・標準で足りない部分はアプリや運用で補えば、ほとんどのことは実現できる
やりたいこと別の判定表
「通常プランの標準」と「Plus限定」の列は、Shopify公式ヘルプで確認できた仕様です。「アプリ・運用で補う」の列は、公式の説明ではなく弊社の現場での判断です。
| 卸でやりたいこと | 通常プランの標準 | アプリ・運用で補う | Plus限定 |
|---|---|---|---|
| 取引先に卸価格で販売する | ○ カタログで商品と価格を設定(有効なカタログは3つまで) | ○ 顧客タグ+ディスカウント、卸売アプリでも可 | - |
| 価格表が4つ以上・取引先ごとに個別価格 | × 3つを超えるカタログは不可 | ○ 卸売アプリで補う | ○ カタログ無制限・会社への直接割り当て |
| 最小購入数・入数単位(ロット) | ○ 数量ルール | - | - |
| まとめ買いの段階価格 | ○ ボリューム価格 | - | - |
| 掛け払い(支払期日つきの注文) | ○ 支払い条件(7〜90日後・発送完了時) | △ 与信・回収の代行が必要なら個別に対応 | - |
| 前受け(デポジット)・分割入金 | × | △ Shopifyの外の運用で管理 | ○ |
| 請求書・インボイス(適格請求書) | ○ 下書き注文から支払いリンク付きの請求メールを送信 | ○ 請求書・適格請求書の書類は領収書発行アプリでお客様自身が発行 | - |
| 取引先の登録申請と承認 | ○ 会社アカウント申請+Shopify Flowで自動承認も可 | △ フォームの項目を増やしたいとき | - |
| ログインしていない人に価格や卸ページを隠す | × | ○ ストアの一部・全体をロックするアプリ(公式も案内) | - |
| カード情報の保存・発注番号・過去の注文からの再注文 | ○ | - | - |
| B2Bのかご落ち・B2Bでのギフトカード | × | - | ○ |
表の読み方
あなたの要件の行を拾い、「Plus限定」の列にしか○がない行があるかを見てください。なければ通常プランで始められます。「価格表が4つ以上」に当てはまる場合の考え方は、次の「Plus限定の機能と、Plusが必要になる目安」で説明します。
この章のまとめ:卸売は通常プランでも作れます。判定表で自分の要件の行を探し、Plus限定の列にしか○がない行があるかを確かめましょう。
2026年4月から何が変わった?通常プランで使えるB2B機能

2026年4月2日の公式発表で、Plus以外のプランでも標準のB2B機能が使えるようになりました(出典: Shopify News「B2B for all」)。
通常プランで使える主な機能
・会社・会社ロケーション: 取引先を「会社」として登録し、拠点ごとに「ロケーション」を分けて担当者の権限を設定
・カタログ: 取引先に見せる商品と価格の組み合わせ。通常プランでは、有効なカタログはすべてのB2Bマーケット合計で3つまで
・数量ルール・ボリューム価格: 最小・最大の購入数や購入単位(入数)の設定と、数量に応じた段階価格
・支払い条件: 注文から7・15・30・45・60・90日後、または発送完了時に支払う条件を設定でき、支払いリマインダーも使える
・カード情報の保存・再注文・クイックオーダーリスト: 取引先が繰り返し注文しやすくなる
・下書き注文・発注番号: 電話やメールで受けた注文を下書き注文で作り、支払い用リンクの付いた請求メールを送って支払ってもらえる
・会社アカウント申請: 取引先が申請フォームから登録を申し込み、承認後に卸価格で注文できる
プラン別の対応はShopifyヘルプセンター「B2B features by plan」(英語)にあります。仕様は更新されるため、設定前に最新を確認してください。
使う前の前提条件(既存ストアはここでつまずきやすい)
・新しい顧客アカウントが必須: レガシー顧客アカウントではB2Bの顧客と注文を扱えない
・ログインはメールアドレスと6桁のコード: 取引先はパスワードではなく、メールで届くワンタイムコードでログインする
・通常プランでカタログを使うには新しいShopify Marketsが必要
・B2Bでは使えない決済がある: Shop Pay・Shop Pay Installments・Shop Cash、Apple PayとPayPalの高速チェックアウトはB2Bで使えない
出典はShopifyヘルプセンター「Customer login and accounts」と「Payment methods」(いずれも英語)です。既存ストアがレガシー顧客アカウントのままだったり、会員向けアプリのログインがパスワード前提だったりする場合は、切り替えの影響を先に確認します。
この章のまとめ:通常プランでも、取引先の登録・価格表3つ・ロット・段階価格・支払い条件まで標準で使えます。ただし新しい顧客アカウントなどの前提を先に確認しましょう。
Plus限定の機能と、Plusが必要になる目安

Plus限定の主なB2B機能(取引条件に関わる5項目)
1.B2Bマーケットのカタログ数が無制限
2.カタログを会社・会社ロケーションに直接割り当てる(取引先ごとの個別価格)
3.デポジット(前受け)・一部支払い・発送ごとの支払い請求
4.B2Bのかご落ち(チェックアウトの離脱)の確認
5.B2Bのチェックアウトでのギフトカード利用
1〜3はプラン別の機能ページ、4・5は「Abandoned checkouts」「Payment methods」の公式ヘルプ(英語)の記載です。このほか、マーケットごとの表示の出し分けなどにもプランの条件があります。最新はプラン別の機能ページで確認してください。
目安は売上規模ではなく「価格表の数」と「入金の管理方法」
・価格表が4つ以上になる、または取引先ごとに個別の価格を付けたい: 通常プランのカタログ3つに収まらないため、Plusにするか、卸売アプリで補うかを検討する
・前受けや分割の入金をShopify上で管理したい: Plus限定。通常プランのままなら、銀行振込の前受けなどをShopifyの外の運用で管理する
もう1つ、プランで変わる点として、Plus以外のプランではチェックアウトページ(情報・配送・支払い)そのもののカスタマイズはできません。チェックアウトの線引きはShopifyカスタマイズでできること・できないことの解説記事で整理しています。Shopifyの料金プランの違いはShopify構築の完全ガイドをご覧ください。
この章のまとめ:Plus限定のうち、取引条件に関わるのは主に5項目です。価格表が3つに収まり、前受けを運用で受けられるなら、通常プランで十分に始められます。
Shopifyで卸売サイトを作る方法|同じストアか専用ストアか、設定の流れ

小売と同じストアで卸を足すか、卸専用ストアを分けるか
公式ヘルプでも、小売(D2C)と卸(B2B)を1つのストアで扱う方法と、卸専用のストアにする方法の2つが紹介されています(出典: Shopifyヘルプセンター「Store customization」・英語)。
| 方法 | 向くケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 小売と同じストアに卸を足す | 商品・在庫・出荷を小売と共通で管理したい。まずは今のストアで卸を始めたい | 小売のお客様と卸の取引先で、見せる価格や商品を分ける設計が必要 |
| 卸専用ストアを分ける | 取引先だけに見せたい。商品構成や見せ方が小売と大きく違う | ストアが2つになり、契約・商品・在庫の管理も2つになる。ログインした取引先だけに見せるにはアプリで補う。ストア全体をロックすると、公式ヘルプ上、会社アカウントの申請フォームは使えない(ロックせずに価格や購入ボタンだけ隠す方法がある) |
作る流れ6ステップ
1.取引条件を棚卸しする: 取引先数・価格表の数・ロット・支払い条件・承認の有無を書き出す
2.前提を整える: 新しい顧客アカウントへの切り替えと、新しいShopify Marketsの確認
3.会社と取引先の担当者を登録する: 既存の取引先は管理画面で登録し、新規は申請フォームで受ける
4.カタログと数量ルールを設定する: 価格表ごとにカタログを作り、ロットと段階価格を設定する
5.支払い条件と決済方法を決める: 期日つきにするか、カード・銀行振込をどう使うか
6.テスト用の取引先で注文を試してから招待する: ログイン・価格・ロット・支払い条件を実際の注文で確かめる
最も大事なのはステップ1です。ここが曖昧なまま設定に入ると、カタログが3つに収まるのか、アプリが要るのかが決まりません。ストア構築全体の流れはShopify構築の完全ガイドで解説しています。
顧客タグ方式という選択肢
4月の開放より前から使われてきた「卸先の顧客にタグを付けて区別し、テーマの表示やディスカウント、アプリで卸価格を出す」方法も、引き続き有効な選択肢です。標準のB2B機能とどちらが合うかは、後の「現場実例」で2つの方法を比べます。
この章のまとめ:同じストアに足すか専用ストアに分けるかを決め、取引条件の棚卸しから始めます。テスト注文で確かめてから取引先を招待しましょう。
日本の卸取引に合わせる|掛け払い・請求書・会員承認・価格非表示

後払いや請求書、取引先の審査など、日本の卸取引には小売にない商習慣があります。標準でできることと、自社で決めておくことを分けて見ていきます。
掛け払い(支払期日つきの注文)は標準でできる
標準の支払い条件では、注文から7・15・30・45・60・90日後、または発送完了時を支払期日にできます。特定の日付を期日にする設定は、個別の下書き注文でのみ使えます。取引先はアカウントにログインして期日前に支払えます。一方で、期日が来ても自動で支払いが回収されるわけではありません(出典: Shopifyヘルプセンター「Payment terms」・英語)。入金の確認と督促の流れは、自社で決めておく必要があります。
与信・回収と、インボイス(適格請求書)はどこでやるか
取引先の審査(与信)や、未入金の回収を代行してもらう仕組みは、Shopify標準の支払い条件の外側です。弊社がこれまでに支援した卸販売の実装では、掛け払いの外部サービスは使っていません。与信や回収の代行まで必要な場合は、取引の条件に合わせて個別に対応を検討する必要があります。
インボイス(適格請求書)は、領収書発行アプリを入れ、お客様自身に発行してもらう形を基本にしています。記載項目が要件を満たすかは、アプリの説明と、顧問の税理士などに確認してから運用を始めてください。
会員登録の承認
取引先が申請フォーム(Shopify Formsアプリ)から登録を申し込むと、会社・ロケーション・顧客が自動で作られ、初期設定では承認するまで注文も卸価格の利用もできません。すべての申請を自動で承認したい場合は、Shopify Flowのテンプレートも用意されています(出典: Shopifyヘルプセンター「Company account requests」・英語)。Flowの基本はShopify Flowの解説記事をご覧ください。
ログインしていない人に価格を隠す
ストアの一部や全体を、ログインしていない人から隠す機能は標準にはありません。公式ヘルプでも、サードパーティのアプリでストアの一部または全体をロックする方法が案内されています。特定の商品だけ購入を制限したい場合は、パスコード認証で購入を制限する記事の方法も参考になります。
受注から出荷まで、誰がどこでやるか
・受注: 取引先がストアで注文する。電話やメールの注文は下書き注文で代わりに作る(Shopify標準)
・請求: 支払い条件つきの注文、または下書き注文から支払いリンク付きの請求メールを送る(Shopify標準)。書類としての請求書・適格請求書は領収書発行アプリでお客様自身が発行
・入金確認: 期日に自動では回収されないため、カード払いか銀行振込かを決め、振込の確認を誰がするかを決める(自社の運用)
・督促: 支払いリマインダーを使いつつ、期日を過ぎた注文の連絡方法を決める(標準+自社の運用)
・出荷: 在庫と出荷は小売と同じ流れで管理できる。「発送完了時に支払い」の条件なら先に出荷する
この章のまとめ:掛け払いの期日設定は標準でできます。与信・回収・適格請求書・入金確認は、アプリと自社の運用でどう持つかを先に決めておきましょう。
標準で足りない所はアプリで補う|入れる前に確認すること

アプリで補うことが多い領域(弊社の現場から)
・価格の非表示・ストアのロック: ログインしていない人に価格や卸ページを見せない
・価格表が多い・取引先ごとの価格: 通常プランのカタログ3つに収まらない価格設定
・請求書・領収書の発行: 適格請求書をお客様自身に発行してもらう
・登録フォームの項目追加: 業種や取引の希望など、申請時に聞きたい項目を増やす
入れる前に確認する3点
1.標準のB2B機能・新しい顧客アカウントに対応しているか: 4月以前から使われているアプリは、標準のB2B機能との役割の重なりや対応状況を確認する
2.テーマと干渉しないか: テーマを複製したテスト環境で、表示と注文の流れを確かめる
3.やめたときに何が残るか: アンインストール後にテーマにコードが残らないか
アプリの選び方はShopifyアプリの選び方の解説記事、アプリで補うか開発するかはアプリとカスタマイズの判断基準の解説記事、月額の考え方はShopifyアプリの費用の解説記事で詳しく整理しています。
この章のまとめ:アプリは標準で足りない所だけに絞って入れます。標準B2Bとの対応・テーマとの干渉・やめたときの残り方を確かめてから導入しましょう。
現場実例: スキンケア商品のストアに卸販売を足した2つの方法

弊社が支援した、スキンケア商品を扱うストアでの卸販売の実装です。同じ「小売ストアに卸を足す」でも、アプリを使う方法と、アプリを使わない方法の2通りで実装しています(顧客名や数値は伏せています)。
方法A: B2B Wholesale Hubアプリで卸の仕組みを作る
困りごと: 小売と同じストアで、卸の取引先には別の価格や条件で買ってもらいたい。
方法: 卸売アプリの「B2B Wholesale Hub」を導入し、卸の取引先向けの価格や条件をアプリ側で設定しました。
向くケース: 卸の条件が多く、管理画面の設定でまとめて扱いたい場合です。導入時は、テーマとの干渉とアプリの月額を事前に確認します。
方法B: アプリを使わず、顧客タグとディスカウント機能で作る
困りごと: 追加のアプリはできるだけ増やさずに、卸の取引先にだけ割引価格で販売したい。
方法: 卸の取引先の顧客に顧客タグを付けて区別し、Shopify標準のディスカウント機能で取引先向けの割引を設定しました。
向くケース: 卸価格を「小売価格から何%引き」のように表せて、価格の種類が少ない場合です。アプリの月額がかかりません。卸価格を商品ページの時点で見せたいかどうかで、テーマ側の表示調整が必要かが変わります。
どの方法が合うか
| 方法 | 向くケース |
|---|---|
| 顧客タグ+ディスカウント | 卸価格が割引率で表せる。価格の種類が少ない。追加の月額をかけたくない |
| 卸売アプリ | 卸の条件が多い。価格表が通常プランのカタログ3つに収まらない |
| 標準のB2B機能(2026年4月以降) | 価格表が3つに収まる。支払い条件・ロット・取引先の承認まで標準で揃えたい |
どれが優れているという話ではなく、取引条件によって向き不向きが分かれます。顧客タグで表示を出し分ける考え方はShopifyカスタマイズでできること・できないことの解説記事の実例でも紹介しています。
この章のまとめ:条件が多ければアプリ、割引率で表せればタグとディスカウント、価格表が3つに収まるなら標準B2Bも候補です。取引条件から方法を選びます。
コマースラボのB2B・卸売サイト構築|今のストアに卸販売を足す相談から

弊社はShopify専門で、ECサイトの構築40サイト以上・運用保守20サイト以上を支援してきました。卸売のご相談では、いきなり設定に入らず、取引条件(取引先の数・価格表の数・ロット・支払い条件・承認の有無)をお聞きして、「標準のB2B機能・アプリ・Plus」のどれで実現するかの仕分けから始めます。費用は仕様によって変わるため、内容をお聞きしたうえでご相談させてください。
・Shopifyカスタマイズ(機能実装・アプリ導入・デザイン変更): 今のストアに卸販売の仕組みを足したい方向け。アプリ導入・設定や、卸価格の表示調整などに対応します
・Shopifyなんでも相談(22,000円・税込): 「標準で足りるのか分からない」段階の方向け。取引条件を一緒に整理し、方法の見当をつけます
・運用保守プラン(月額49,500円・税込): 卸を始めた後の調整や改修を継続して任せたい方向け。月5時間のサイト改修枠で対応します
卸専用のストアを新しく作る場合は、Shopify構築サービスでご相談いただけます。依頼時に準備する情報はShopify構築費用の解説記事にまとめています。商品登録などの日常運営についても、内容によって対応できるものがありますので、ご相談時にお聞かせください。
まずは無料で相談したい方は、公式LINEかお問い合わせフォームからご連絡ください。
この章のまとめ:取引条件の仕分けから始め、卸機能の追加・相談のみ・継続の改修まで、段階に合わせて選べます。
まとめ・よくある質問|卸売は通常プランから始められる

この記事の要点
・2026年4月から、通常プランでも取引先の登録・カタログ3つ・ロット・段階価格・支払い条件が標準で使える
・Plus限定は、取引条件に関わる主な5項目。目安は売上規模ではなく価格表の数と入金の管理方法
・新しい顧客アカウントなどの前提を確認し、取引条件の棚卸しから始める
・与信・回収・適格請求書・価格の非表示は、アプリと自社の運用で補う
Q1. Basicプランでも卸売はできますか?
A. できます。2026年4月から、Basicを含む通常プランで標準のB2B機能が使えます。価格表(カタログ)が3つまでという上限があるため、価格の種類が多い場合はアプリかPlusを検討します。
Q2. 掛け払いに対応できますか?
A. 支払期日つきの注文は標準の支払い条件でできます。期日に自動で回収されるわけではないため、入金確認の流れは自社で決めます。与信や回収の代行まで必要な場合は、個別に対応を検討します。
Q3. 今のストアにあとから卸を足せますか?
A. 足せます。弊社の実例も、小売ストアに卸販売を足したケースです。新しい顧客アカウントへの切り替えなど、前提の確認から始めます。
卸売サイトは「Plusでないとできない」ものではなくなりました。判定表で要件を確かめ、取引条件を棚卸しして、標準・アプリ・運用のどれで持つかを決める。この順番で進めれば、無理なく卸販売を始められます。
この記事を書いた人
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濱野 恵太郎(はまの けいたろう) ・Shopifyパートナー ・ECサイト構築40サイト以上 構築から運用・保守まで一気通貫で対応しています。 |
Shopifyの卸売(B2B)対応は、コマースラボに無料でご相談ください
「何から手をつければいいか分からない」という段階のご相談も歓迎です。構築40サイト以上・運用保守20サイト以上の実務をもとに、あなたのストアの状況に合わせた進め方を無料でご提案します。公式LINEかお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。
